内視鏡検査について

現在まで消化器内視鏡専門医、指導医として多くの検査や内視鏡治療に携わってきました。
最新の機器を用いた精度の高い検査により病気の早期発見ができれば早期治療が可能となります。
楽に検査を受けることにより今後も定期的に検査を受けようと思っていただくことが重要と考えています。
そのため丁寧な検査説明、前処置、内視鏡操作を心がけており、不安や苦痛が強い方は鎮静剤の使用も可能です。

胃カメラ(上部消化管内視鏡)

当院では細径内視鏡を導入しており、希望に応じて鼻から(経鼻)でも口から(経口)でも挿入可能です。経鼻内視鏡は嘔吐反射が少ないといわれています。苦痛を最小限にするために配慮しており、希望に応じて鎮静剤の使用も可能です。絶食であれば当日検査も可能です。

大腸カメラ(下部消化管内視鏡)

大腸の粘膜を直接観察し、他の検査では検出できない小さな病変を発見することができるため、大腸ポリープやその他の腸疾患の早期発見に非常に有効です。小さなポリープ(おおむね10mm未満)であればその場で切除することが可能です。苦痛を最小限にするために配慮しており、希望に応じて鎮静剤の使用も可能です。

次のような方にお勧めします

  • 血便がある
  • 下痢・便秘など便通異常がある
  • 検診で便潜血反応が陽性
  • 大腸ポリープを切除したことがある